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4月30日 Thu 「モノを持つ悦び、モノを持つ苦しみ。」






毎日いろいろ処分していると、どんどん頭の中がクリアになってくるような気がする。
モノを持つことは心も生活も豊かにしてくれるし嬉しいことだけれど、居住スペースを脅かすようになってくると逆に苦しみになる。

膨大なコレクションに囲まれ生活するスペースがなくなりホテル住まい?(うろ覚えです)を余儀なくされた外国の奇人さんのニュースを前に聞いたことがあったけれど、あれって何をコレクションしていたんだっけ‥。


抜歯した親知らずコレクションとか出てきたんですが、捨てるか微妙に悩むー。
「ほー。こんな大っきいのが埋まってたんだ〜」なんてひとりで感心したりするためだけにとっておくべきなのか‥。

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4月28日 Tue 「ひねもす荷造り。」






ダンボールにせっせと入れ始める。
掃除と運命の分かれ道処分品判断が同時進行なので、気がついたら昼、気がついたら夜、みたいな日々。






もう随分前になりますが、犬山のリトルワールドで買ってきたアルベロベッロのお家。
実際家で使われている石でつくられているので結構重いです。ブックエンドにも使えます。
でも、いっこでよかったかな‥。
イヌイットのイグルーとか、四角をぴっちり積み上げてまるくしたかたちに弱い。






中国の物産展?で買った切り絵。
もう20年以上前かもしれない。
こういうのは手放せないです。(というのが積もり積もって‥)
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4月24日 Fri 「憧れの地植え。」






今度住む家は、憧れの地植えができる極小庭があるので(猫の額というたとえがぴったりな!)ちょっと嬉しい。

うっそうとした森っぽくしようかな、一部はコケ庭かな、なんて想像してみる。
でも、この鉢を全部持っていくつもりだから、うーん、どうなるんだろう。


今度住む家は部屋数が一個減るので、毎日モノの処分に奮闘中。
連日、資源化センタ−に荷物を搬入。
あらゆるゴミが運びこまれるところは、異様な雰囲気。
おっきな家具の山。家中のあらゆるゴミの山。会社から持ち込まれるゴミの山。
大量生産の果ての光景は、なんというか殺伐としていた。そしてなんともいえない罪悪感。
これらは最後どこへいくのだろう?
ゴミステーションに出せばゴミは自動的になくなる。無料で便利ではゴミはちっとも減らないんだろうな。
こういう光景を定期的に見るのがいいんじゃないかと思った。
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4月22日 Wed 「さてどうしよう?」



ヒョウタンボクの花が散り、小さな丸がふたつくっついた実ができている。
水切れしたらぽろっと落ちそうな粒。
以前から頼まれていた苔玉をfratto のライターTさんにお渡ししました。
前の子はモス子(笑)と名付けてくれて可愛がってくれているそうですが、今度の子はどんな名前になるのでしょうか?



マクロビオティック料理教室というものをはじめて体験してきました。
ほとんどなんの予備知識もないまま参加させていただいたのですが、うーん、とっても奥深そうです。
陰性、陽性、中庸の理念も、自然農法とか選ぶ食材、調理方法も、すべて新鮮でした。
これは勉強していくと面白そう。
肉、魚、卵、砂糖を使わなくても、こんなに美味しいご飯ができるんだ〜と素直に驚きました。
もちきび入りのもちもち春サラダ、これははじめての味だった。これはすぐに再現したい。
時々こういうものに参加するのもいいものだなあと思いました。
食に関心のある方々って“気”のパワーがみなぎってる感じです。
また次回もたのしみ。



突然なのですが、来月引っ越すことになりました‥!
そろそろとはいつも頭の片隅で思っていたのですが、まさか探し始めて2日目で決めてしまうなんて自分でも予想外の展開でした。
なんの迷いもなかったかと言えばそうでもなく、決めてから、さてどうしよう?
なんて他人事みたいに実感がわきません。

今住んでいるところは相当気に入っていたし(夕陽がきれい、月空がきれい、静かでのんびり自然豊か、ベランダが広い、買い物も便利、などなど)住めば都タイプの人間なのでほんとうに離れがたいのですが、でも、住む場所が変わればまた新しいいいことが待っているような気もするので、今はそれが楽しみかな。

引っ越し、10年ぶりです‥。
年月の経過とともに少しずつ居住スペースを浸食してくる物たち。
机も椅子も本もなんでこんなにあるの?このうちは何人家族!?って自分でツッコミ入れながら、家中につめこまれたありとあらゆる物と格闘する日々。
これを機に、いろんなもの削ぎ落とそう。
ほんと、引っ越しという大イベントで追い込まなければ、こんな大掛かりな片付けできません。

昨日ふと思ったのは、「本好きな人は、コレクター気質(たぶん)」ってこと。
自分も、自分の周りを見ても、本好きな人っていうのは本もどんどん買っちゃうけど本以外のものも蒐集してしまう傾向が高いように思います。
ナゼなんでしょうか。好奇心旺盛というか、内向的な部分がそうさせるのか、とにかくそう思いました。
片づけてもまた元にもどってゆくのは目に見えてますが、でも時々大胆に削ぎ落とすのって必要。


9月に恵文社 生活館のミニギャラリーで展示会をさせてもらえることになりましたので、
お知らせいたしますね。秋の展示ははじめてなので、楽しみです。
早く新しい場所で落ち着いて制作したいです。
ギリギリまで更新してゆきますので、どうぞよろしくお願いいたします。





こういう小っちゃくて割れやすいものばかりあるから大変。(ほんの一部)
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4月17日 Fri 「春、苔玉。」






ひさびさにいい枝ものの苗が手に入ったので、苔玉にしました。赤花のヒョウタンボクです。
ひょうたん型の実(なんと有毒)がなるそうですが、苗が小さいので結実はむずかしいかもしれません。
なかなか可愛らしい樹形で気に入ってます。

今までいろいろつくってきましたが、やっぱり落葉低木の苔玉がいちばん落ち着きます。
なんの木かすぐにはわからないような、縦にひゅるっと伸びてちょっと傾いているような、そんな木。
枝ものは、派手さはないけれど四季のうつろいもしっかり感じられるし、なにより丈夫。
材料さえ揃えばもっともっと作りたい‥

よく利用していた苗木屋さんから仕入れられなくなったりコケの入手が不安定なこともあり、こんなふうにたまにしか作れませんが、時々ご紹介してゆきますので、もし欲しいと思われた方はお気軽にお問い合わせください。





おとといは日帰りで東京に行ってきました。
旅の目的は材料買いです。
いろんなお店を巡って、目的も全部果たせ、前頭葉刺激されっぱなし、大充実の一日でした。
一日お付き合いくださったKさんに、感謝です。いつもありがとうございます!

そして昨日は、久々のお友達が遊びにきてくれました。
人生の転機を迎える彼女はとっても充実していて、輝き度はますますアップ。
お互いの近況を話し合い、そしてこれからのことなど、あれこれ。

わたしっぽいものだからと、くれたのは吸盤(?)と、ゆきのクラッカー。
雪の結晶がはらはら舞うの?たのしみ。
いつもちょっと変で可愛くてナイスなものをありがとう。
プレゼントしてくれたものを見ると、これがその人がイメージした私っぽさ(+贈り主の趣味ももちろん反映されている)なんだなあと思うのですが、吸盤と雪という組み合わせ、なかなかです。





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4月13日 Mon 「新旧・買いものカゴ」






3年くらい前に買った竹製の買いものカゴの底と持ち手が壊れてきたので、新調することに。
竹製品専門店に今まで使っていたカゴを持ってゆき、これと同じサイズのを作って欲しいとお願いしておいたのですが
ひとまわり大きめのものが出来上がってきました。
竹の組み方の兼ね合いで数センチの微調整が難しいのかも?
でも、大は小を兼ねるし、かえってよかったです。

あらためて比べてみると、やっぱり国産の竹はぜんぜん違う。
左のまだ青いのが国産の竹でつくったカゴなのですが、厚みもあって堅くてすごくしっかりしています。
今まで使っていたのは(右のカゴ)外国の竹でつくられたものだそうで、色も風合いも好きなのですが、
いかんせん薄くて強度の点では心細かった。
(たしか1,000円くらいで買ったものだから、文句はいえないけれど‥)

醤油とか焼酎とかワインとか思いものはいれないように気をつけていたけれど、いつのまにか底の角は欠け、3本あった支え棒も次々に消えてゆき、なんとも不憫なアリサマになっていったのでした。





右が修繕後の姿。
直したところだけ(編み目と支え棒2本)真新しい青でおもしろい〜
青い竹は使っていくうちに薄茶色に変わってゆくそうです。
たのしみ。





そうそう、既製品は持ち手に使われているロープが黄色だったのですが、
ワガママをいって白いロープで作ってもらいました。
カスタマイズができるのが、職人さんのお店のいいところです。
ちなみに、新しいほうのカゴは5,000円でした。
こういう手仕事のお店って職人さんの高齢化、後継者不足でどんどん少なくなっていますが
ほんと、残念な話です。
国産竹の買いものカゴ、頑丈だしデザインもカッコいいし、おまけに修理も可能。オススメです。


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4月12日 Sun 「馬籠・妻籠」









春爛漫。中山道の宿場町、馬籠(まごめ)と妻籠(つまご)にて。

ヒノキやサワラなどの昔ながらの木製品、民芸品が並ぶお店がいっぱい。
ブナの木のスプーンと、寿司桶を購入。
はじめて知りましたが、寿司桶とお風呂の桶って形が違うだけなんですね‥
木は水に強いサワラを使っているそうです。

木曽の林に囲まれ、花粉がそうとう舞っていたようで、途中から鼻が壊れてしまいました‥
ツバメがお店の軒先でビュンビュン飛んでました。
つげ義春の漫画(『李さん一家』)で、たしか鳥は天気か餌の話しかしないっていってたけど
この子たちもピチュピチュピチュってすごい熱のこもった餌か天気?のおしゃべりをしていました。



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4月11日 Sat 「朝の土いじり。」






午前中は鉢洗い、古くなった土を掃除して天日干し、そして植え替え。
やわらかい日射しが、大変気持ちよい。

実生のリトープスたちがここまで大きくなりました。
といっても、5ミリあるかないかくらい。しかし、窓模様はいっちょ前なのだ。

遅播き&素焼きの鉢がよくなかったせいか、播いたうちの半分も発芽しなかったのですが
なんとか数鉢生き残ってくれたので、このままゆっくり成長を観察していこうと思います。






サボも植え替え。毛糸のボンボンがむっつのっかっていて、おしゃれ。


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4月9日 Thu 「桜の木のした。」






今日は朝から一日車で出かける用事があったので、お弁当を持参。
ちょうど用事があったところの駐車場脇にきれいな桜が満開状態だったので、桜の木のしたでひとり花見弁当です。
頭上では、ずーっと蜂がぶんぶんしていて、風が吹くとはらはら桜吹雪、土の匂いが春だなあ。
スペシャルなお弁当じゃなくても、なんでかやたらに美味しかった。


桜の木が学校にたくさん植わってるのは、ぱっと咲いてぱっと散る桜を軍国主義の象徴と結びつけたから云々ってラジオでいってたけど、なるほどと。日本人ってこういう儚さに心惹かれる人種だなあとつくづく思う。


今の時期って、家の中はひんやりしてるのに、外はぽかぽかというふしぎな季節。
あたたかくなると、人が変わったように活動的になれるひとなので(笑)また野山、海とどんどん駆けめぐるぞ。
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4月7日 Tue 「モスミトン。」






こちらも植物性、モスミトン。



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4月2日 Thu 「ひたむきな時間。」






紡ぎ。
ちょっとやそっとじゃモノにならない奥深さ、ひたむきな時間!
原毛を1kgくらい紡げば思うように細い糸が紡げるようになるとのこと。
200g弱(カゴにはいっている糸)では、まだまだです。


なかなかつかめなかったペダルの速度と手の動きがだんだん調和してきて、ところどころよろめきながらも後半はかなり細く紡げるように。
しかし!2つの糸に撚りをかけて双糸にしてみるとやっぱりまだまだ太いのだった‥。


マイ糸車を買ってとことん練習したい、でもそれは老後まで‥とはいかないまでも、
もうちょっと先にとっておこうかなあ。
よく考えたら、わたしがしたい編み込みや模様編みって、そうとう細くて均一な糸じゃないときれいに模様がでないから、手紡ぎの糸はあまりむかない?とふと思う。
しかし、紡ぎって心が無になれるすごくたのしいものだから、折りにふれやってゆきたい。
やりたいことがたくさん出てくるのはいいこと!でも、仕事をせねば。





作手の牧場にて。母ヤギからくっついて離れない仔ヤギ(クイにスリスリしている)と、長閑なヒツジ。



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