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3月30日 Mon 「fratto」 東三河、西三河、浜松エリアの情報誌、fratto vo.9 が発売中です。 森の落としものという頁にわたくしも載せていただいております。 (エレカシ宮本ばりのボッサボサ頭で‥!) 寒い冬の森の撮影だったのでいいものが見つかるか心配でしたが、最後にとびっきりいいものに出逢えて、ほんとにラッキーでした。 とびっきりいいものとは、リスの食べかすの松ぼっくり、森のエビフライ。 TさんYさんともはじめて目にしたとのことで、感動するお二人を目の当たりにして、わたしも嬉しかったです。 ぜひ、みなさんも近くの森へ遊びに! 大好きなきららの森、一度行ってみたいと思っていたパパゲーナ(ぱん工房)、美篶堂 長野工場などなど、 個人的にもツボな頁がたくさんあって、今号も楽しませていただきました。 愛知&静岡にお住まいの方々、ぜひ書店でお求めくださいね。 巻末の大きな地図も春のおでかけに役立ちそうです。 |
3月27日 Fri 「毛ミトン」 足もとにはひそやかスミレ、ツクシはスギナに変わりつつある花冷えの今日この頃。 あまりの寒さに、冬物のセーターはまだしまえません。 先日、川根の道の駅で買ったノビルを天ぷらにしたらすごく美味しかったので 今日はユキノシタとフキノトウを天ぷらにしてみます。 春の野菜や山菜の苦味は「春苦味」といわれ、眠っていた身体を目覚めさせ、調子を整えてくれるそうです。 * 植物性の毛ミトン。ふかふかでいい気持ちです。 |
3月25日 Wed 「みんぱくへ行ってきた。」 北方民族。 極北とかツンドラとか北方針葉樹林帯とかいわれるそれはそれは寒い地域に暮らしているひとびと。 ちょっと前まで、スカンジナビア半島の北のほうとコラ半島のサミ(同じ民族なのに国をわけられている)、シベリアやカナダのイヌイット、北海道のアイヌくらいの知識しかなかったが、いろいろ調べてみたら北緯40〜45度以北に住む民族は40近くもあるということを知った。 限られた物資しか手に入らない、どう考えても生きにくい極寒の土地でナゼ暮らしてゆこうとしたのか、 どうやって自給自足してきたのか。他の民族との交易はどうしてきたのか。 民族のアイデンティティとは。近代化との戦いは? 厳しい気候条件のもとで生き抜いていくために培われた知恵と技術、そして精神文化。 生きるってこういうこと。そんな原点があるように思えてならない。 同じ北方出身(はるかになまぬるいですが)という郷愁からくるものなのか、北方民族の暮らしぶりや毛皮や骨、角、魚皮や海獣の腸などをつかった小物や衣服、装飾品も、前からずっと気になっていた。 網走にある北方民族博物館は絶対に絶対に行きたいところなのだが、まだ行けずにいる。 今年あたりに‥行きたいと思っているが、はたしてどうだろう。 というわけで、北方への熱い気持ちをなだめるため、週末は大阪のみんぱく(国立民族博物館)へ行ってきた。 ここなら、早起きすれば日帰りでじゅうぶん楽しんで帰ってこられるのだ。 ここはなんといっても世界の民族がテーマだから、とにかくすごいボリューム。 スミからスミまでじっくり見ると軽く3〜4時間はかかってしまいそう。 ヨーロッパや中央アジア、イヌイットの展示エリアがやはりおもしろかった。 館内の照明は暗くて、写真はきびしかったけれど(あろうことか最後のほうは電池が切れてしまって‥ざんねん!) まだまともに写っていたものをご紹介。 ネギダル族(シベリア)の皮手袋。晴れ着用でしょうか。刺繍がすばらしい。 小物類はどれもおしゃれ。手編みの手袋、靴下もめちゃくちゃかわいかった。 あとから気がついたのだが‥イヤホンガイド借りていけばよかったと激しく後悔。 モンゴルのお家ゲル(中国語=包パオ)。外は分厚いフエルト(羊)でできている。 中にはいって大の字に寝転びたい。まるい部屋ってすごく快適そう。 上履きは、ネギダルやウデヘイのもの。どうしても、毛モノに目がいく。 イヌイットアートのモチーフ使い、愛嬌さは、ほんとにかわいい。 シャーマンの呪術すら、童話のひとコマに。(右下) 北方ではないけれど‥気になったもの。 アンデスの高地で儀礼の供物に使われているものたち。 木の実、乾燥リャマの胎児、硫黄の塊などあらゆるものが目的によって組み合わされたらしい。 オニヒトデらしきものも。 右はフィンランドで使われていたライチョウをかたどったおとり。おとりって‥ うーん、やはりガイドが必要‥。 一番期待していたサミ族の資料は少なかったけれど、それでもじゅうぶん楽しめた。 やっぱり、直に見るのは感動が違う。細かく施された装飾品にはタメイキがでる。 興味は尽きることがない、北方民族の世界。 次回は必ずイヤホンガイドを忘れないようにしよう。 そして、いつかは網走に。 |
3月16日 Mon 「獣毛。」 クリクリの獣毛を集めています。 集めてうっとり眺めてるだけじゃただの変態になってしまうので‥ この美しさと驚きをいろんな人に見て触ってほしい〜 ということで、あれこれ考えています。 |
3月15日 Sun 「紅いキウイ」 最近、また温泉とサウナにはまっとります。 北海道時代は、会社帰りでも行きたくなったらいつでも寄れるように、いつも車にお風呂道具セットを積んでいたものでした。 休みの日は銭湯感覚で温泉。湯の花が浮いてるような濃い温泉ばかりだったなあ。うーん、なんてゼイタク。 (田舎って娯楽が少ないし、なにより寒い地では自然に温泉に足が向いてしまう) ちょっと走ればいくらでも温泉があったという、今から考えれば夢のような環境でした。 もちろん、こちらはこちらで楽しみがいっぱいあるのですが。 先々週に行ったあらたまの湯(浜北)に続き、また日帰り温泉に行ってきました。 静岡県島田市にある川根温泉。源泉かけ流し。500円と驚きの値段。 湯はとっても良かったけど、楽しみにしてたサウナに入れなかったのが残念!(サウナとプールは別エリアだった‥) 川根は大井川が広がる風景がなんとも気持ちいい、自然豊かな街でした。 写真は、途中立ち寄った掛川の道の駅で売られていたまん中が紅いキウイ。 掛川のキウイ農園で作られている“紅鮮 こうせん”という品種のもので、市場には出回っていないのだそう。 緑のキウイよりずっと小ぶり、ゴールデンキウイをもっと甘くした感じ。美味しかった。 道の駅は地元の特産品とか朝採れ野菜なんか並んでいてたのしいから、旅の途中は必ず寄ってしまう。 |
3月11日 Wed 「ボルシチ。」 ロシア料理でオナジミのピンク色の煮込みスープ。 もともとはウクライナが発祥だそうで、東欧中欧、調べてみると実にさまざまな国で食されていると知り驚きました。 この派手派手なピンク色(スープにするとピンクというより赤色ですが)の正体はビーツ(サトウダイコン)。 近所のスーパーではお目にかかることができませんが、輸入食材店の缶詰コーナーでさりげなく売られています。 ちなみにコレはアメリカ製で塩だけ加えられた水煮のようなもの。 輸入食材店って見てるだけでもたのしいので、(このでっかいジャムのビンほし〜でもこんな大量のジャム消費不可能!とか)見かけたらつい立ち寄ってしまうのですが、地産地消が一番と思う一方で、珍しさ&パッケージの可愛さの誘惑に負けてたまに買ってしまいます。 ボルシチのレシピはいろいろあるようですが、牛肉、トマトピューレ、サワークリームだけ買ってきて、あとは家にある野菜で作りました。 見た目の派手さとは違いビーツ自体は全然クセがない野菜なので、味はごくごく優しい感じ。 やっぱり北方系の食べ物っていいなあ〜 サワークリームの酸味がすごーくあうので、これはわざわざ買ってきてでもいれたい食材です。 ウクライナといえば、ウクライナ民話『THE MITTEN』。 Jan Brettの絵はほんとに美しくてホレボレしてしまいます 森の動物、色とりどりの編み込みニット、北国の素朴であったかいインテリアも垣間みれてたのしい。 主役の動物たちはもちろん、背景の描写がスミズミまで細かく、カット割りもユーモラス。何度見ても見飽きない。 このお話のミトン、近々編みたいぞ。 続編の『THE HAT』もオススメです。 風で飛ばされた靴下のお話なのにタイトルを『THE Stocking』にしなかったのがミソ。 |
3月4日 Wed 「春待ち。」 今年は暖かい冬でずいぶん過ごしやすいと思っていたら、京都から帰ってきたあたりからずるずると風邪症状が続き(鼻水、喉が痛い、悪寒)今頃寒さが身にしみてきた感じです。 みなさんも、風邪にはお気をつけください! 今は、ガラ紡の糸で長靴下を編んでいます。 綿のデコボコ糸は想像以上に編みにくかった‥けれど最後までなんとか編もう。 豊橋発の鳥インフルエンザのニュース。 去年うずら農家さんを訪問させてもらったので、他人事とは思えません。 おじさんとおばさんの人懐っこい笑顔、ひょこひょこしてたうずらたちの姿を思い出すとつらいです。 一日もはやく安全宣言が出されるよう、切に願っています。 |
3月4日 Wed 「亡霊ネコ。」 駅に行く途中の亡霊ネコ。 顔のところに手をあてても、ぴくりとも動かず。 |
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