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5月30日 Fri 「日々のお手入れ」 |
5月29日 Thu 「グンバイナズナとマメグンバイナズナ」 梅雨のはしりのような空模様。 5月は、あちこちの庭でバラがきれいに咲いていますが、道端ではマメグンバイナズナが見頃です。 マメというほどなので、花も実も極小。実はおよそ3ミリ程。 グンバイナズナのほうは花屋さんで見つけたもので、こちらの実はおよそ15ミリ。 中の種も透けてみえています。 乾燥したら取り出して、播いてみます。 どちらも帰化植物で、グンバイという名は、相撲の行司がもつ軍配にちなんでいます。 同じアブラナ科のイヌナズナっていうのもいつか見てみたい。 ベランダの鉢に小さな青虫を発見したので、さっそくフグに。 味わうでもなく、ひと飲みです。 そんなフグ田くんの一番の好物は、なんてったってミルワーム。 わらび餅ではありません。 |
5月26日 Mon 「掛川さんぽ」 ねむの木こども美術館に行ってみました。 (藤森建築はやっぱり面白い) こどもたちの絵、すごいパワー。 ねむの木学園は、宮城まり子が肢体不自由児のための設立した養護施設。 ねむの木村は、想像以上に広かった。 吉行淳之介の本、読んでみようかな。 掛川に花鳥園なるものがあると聞き、行ってみました。 動物がヒマそうに寝てるような小度動物園をイメージしてましたが、全然違った(笑) 動物は広々とした園内で自由きままに動き回ってるし、たっぷり触れ合えるし、 花は咲き乱れているし、実に面白い所でした。 顔がハートなメンフクロウが間近で見られる幸せ! そして、初めて知ったこと。 フクロウって目玉が動かせないという事実! そうか、だからあんなにぐるりと首が回るんだ。 そして笑えたのは、アフリカオオコノハズクのポポちゃん。 自分より強そうな相手を見つけるやいなや、身体も目もほそーくする警戒ポーズ ちなみにこの警戒ポーズは、ポポちゃんにはたいそうなストレスになるため、生では見られません。 こちらの子は、好奇心ポーズ。(胸の谷間が!) |
5月21日 Wed 「フィトンチッドの力で」 外から帰ると、部屋の中が少々小鳥屋さんっぽい匂い。 完全放し飼いにしているにもかかわらず、フグのテリトリーは窓際とソファーの所ぐらいで、 畳3畳程度の極めてミニマムな暮らし。 そこで餌をつつき、羽ばたき、居眠りし、妄想水浴びをし、人間と戯れる。 フンの躾ができないので、してほしくない所に新聞紙を広げるという、 あまりお洒落ではない生活を余儀なくされている。 でも、それが楽しくて、嬉しい。 うーむ、メロメロ期マジックか。 鳥ってフン掃除が大変そうだなーとか、あんまり懐かないのでは?というイメージが先行して、 飼おうと思ったことは一度もなかったから、今の自分の心境の変わりようにびっくりだ。 部屋が小鳥臭の話に戻りますが、 ユーカリの精油が消臭や抗菌にいいと知り、無水エタノールと精製水を買ってきて、消臭スプレーを作りました。 無水エタノール 小さじ2、精製水100ml、ユーカリ精油 20滴。 (ついでに、蚊よけにいいというレモンユーカリの精油も購入。夏〜秋に備えます) 混ぜるだけで、何の技も必要ありません。 ガラス棒やビーカー、遮光瓶、ラベルなど、理化学的道具も楽しくて、ちょっとはまりそう。 (購入した生活の木というお店。高校生の頃、憧れていたお店でした。北海道にいた頃、東京にはじめて遊びに行った際いの一番に寄ったのが生活の木だった) ユーカリの匂いは、友人からオーストラリア土産でもらった石鹸をキッカケに気になっていて お風呂もクナイプのユーカリ味を愛用していましたが、 手作りのユーカリ消臭スプレーは、これまた非常に爽快感あふれる芳香で気持ちいい。 小鳥臭もだいぶ解消された感じ。たぶん。 精油って植物そのもの、混ざりけなしの100パーセントだから、用途をいろいろ知っておけば常備薬にもなるし、 なんとも奥深い世界です。 植物が自己防衛のためにつくりだしたフィトンチッドは、人間には有益ということはよく知られるところですが 他の植物への成長阻害、動物への摂食阻害、殺虫、殺菌という働きが、フグの身体には大丈夫かなあと、 少し気になったり。 こちらは、マロウブルーの茶葉と庭で摘んだタイム、ラベンダーの精油を混ぜたバスソルト。 紫色で、きれい。 フグの横顔の変化。 ずいぶん大人顔、凛々しい顔になってきました。 くちばしの横ちょの黄色いパッキン(馬蹄斑っていうらしい)がたまらなく好きな部位だったので それが小さくなってきて悲しい。 ああ、パッキン。 もうすぐ、黒いほっぺおてもやんがくっきりしてくるかな? 昨日は、最後の一枚となっていた尾羽が抜けました。 |
5月19日 Mon 「妄想・水浴び」 拾ってきて間もない頃から水浴びの真似事をよくやっていたので、 お皿に水を張って置いているのですが、なかなか入ろうとしません。 フグ田くん。専ら、気持ちのよい平らなソファーの上でバサバサバサと両翼をはばたかせながら前進、 という、妄想・水浴びを楽しんでいます。 土曜の夜は、友人がお手伝いしているライヴに行ってきました。会場は豊橋のメルシーズです。 木下ときわさん(vo)と小畑和彦さん(g) によるボサノバライヴです。 んーなんともゆるりとした居心地のいいライヴでした。 ボサノバは、キャンドルのゆらめきがよく似合うなあ。 普段はライヴといえばロックばかりなのですが、ボサノバもいいものです。 日曜日は、アルバム『Tokiwa』を聴きながら、緑深まる高原をドライブしてきました。 |
5月16日 Fri 「残り一枚」 野点の会の時に公園で採集したハナノキの葉っぱと翼果。 ハナノキはカエデ科の落葉樹、愛知、岐阜、長野、滋賀の4県のみ自生しているそうで、 ひそかに?愛知県の県木でもあります。しかし。知名度は低いようです。 そういう私もハナノキを知ったのは3〜4年くらい前でしょうか。 翼果を集め出した頃だったかな。 街路樹に植樹されてるものはオスばかりのようで(ハナノキは雌雄異株)、花がつく木はここではじめて目にしました。 花はもう4月頃に終わっていて(どれも背が高い木ばかりなので見頃の頃にきても確認するのは難しそう) 今見られるのは、地面に散らばった色褪せた翼果です。 カエデの翼果はついいろいろ集めてしまいます。 翼果拾いをしていると、鳩山郁子さんの『コリンとノルウェイメープル飛行隊』の話を思い出して なんだかたのしい気分に。 右の大きい葉っぱは、サトウカエデです。 カナダの国旗でオナジミ、メープルシロップが採れる木でもオナジミです。 で、こちらは翼果‥ではなく、フグの尾羽です。 5月5日から5回に分けて9枚抜けました。 残すところ、あと一枚。 いつ抜けるのかな。たまにちょっとだけ引っ張ってみるけど(嫌がられる)まだみたい。 ご飯は、あらたにミックスシード(皮むきタイプ)を加えました。 肩にオウムを乗せた店員さんに「5ミリくらいのコオロギなんかどうでしょうか」と勧められたけれど あまりに威勢のいいジャンプを見せられ、躊躇。 ‥カマドウマの恐ろしい思い出がよみがえる。 今回はやめましたが、フグが喜ぶなら‥検討してみようかな。 ミックスシードはあんまり上手に食べられず、何度も何度も落としながらちょっとずつついばんでいます。 あんまり腹がふくれないのか、パンやミルワームの食いつきがすごい。 水も時々自分で飲むようになりました。 ご飯の時の両翼をぷるぷるぷると小刻みに振るわせながら喜ぶ仕草がたまりません。 |
5月13日 Tue 「ヒゲとボイン」 |
5月10日 Thu 「東京土産ひよ子」 夜9時以降と家を空ける時以外は基本的に放し飼いにすることに。 だいたい窓辺のテレビの下かキャビネットの下のあたりで箱座りでぼーっとしている。 東京土産ひよ子(正確に言うと発祥は福岡)、置きものフグちゃん、フグタくん、などと呼ばれる。 お腹が空くと、なんかくれとチュンチュン鳴き始める。 鳥の消化の早さには驚く。2時間おきくらいにご飯。 たまに知らんぷりを決め、ソファで読書を続けていると、少しずつ距離を縮め、近くの新聞紙の上にちょこんと座る。 時々バタバタと飛んできて、ぐるりと旋回して戻る。 んー今はメロメロ期なので、根負け。 自力で食べさせることを覚えさせる。床にぽんと置いたミルワームにはすぐに食いつくようになる。 麺のようにチュルッとひと飲み。 最近は頭をぷちっとやらず、そのままあげているので、 しばらくはソノウの中でモゾモゾ動いているのかなーなどと想像する。 米粒と小松菜は口の奥までうまく運べない事もあり、 口からぽとっと落とし、落としたままボーっとしていることしばしば。 まだまだ他力本願。 しかしフグは確実に日々成長している! 昨日は、家の中に飛んでいた小さな虫を飛んで追いかけて食べるという大技を披露した。 小さなものはよく見えてるみたい。 野生の本能を垣間みた瞬間。 5月1日、拾われてきた時のフグ。尾羽に白くて細いストローのようなものがついている。 翼も全体的にまだ短かい。(そして緊張してます) あれから尾羽は7枚も抜け落ち、今は横ちょのほうに3枚残すのみ。 おととい遊びにきてくれたインコ歴10年以上の友人が、 一度全部抜けたけどまた生えてきたよと教えてくれたので、そういうものなのねとひと安心。 水浴びのこととか、放し飼いのこととか、餌のこととか、いろいろ教えてもらう。 友人は、フグが手の中でたいそう長い時間撫でられているのに、びっくりしていた。 鳥と暮らすのは初めてなので、普通がどういうものなのかを知らなくって、へえそうなんだーと思わず嬉しくなる。 |
5月8日 Thu 「message」 昨日、恵文社さんから荷物が届きました。 芳名録に残されたメッセージ、嬉しく読ませていただきました。 (芳名録、私の不手際で、最初の3日間は置いていませんでしたのでした。すみません!) 九州、四国、関東エリアから、新潟や静岡など、遠方からわざわざ足を運んでくださった方もアリガトウゴザイマス! 来てよかったです。また来たいです。の言葉がほんとうに嬉しい。 「あれってヒトデの中身でしたっけ?」 こういう唐突のメーッセージも、好き(笑) “あれ”は何を指しているのだろうか。“あれ”ってやっぱり“あれ”かなあ。 残念ながら、ヒトデの中身じゃないのですよ。 |
5月6日 Tue 「木陰で、野点の会 」 友人と3人で、野点の会! 場所は、のんほいパーク(豊橋総合動植物園)です。 それぞれ持ち寄った、ちらし寿司、おかず、和菓子とお茶を広げてのんびり外ご飯と野点を堪能してきました。 思えば、花見の頃はまだ寒いもので、日増しに緑が鮮やかになってくる5月の今頃は 何をするにもほんとうに気持ちのよい季節。 緑に囲まれながら、あー幸せって思うひとときは、素晴らしい! 前の日から下ごしらえして作ってくれたちらし寿司、お家の味が嬉しい黒豆にお漬け物、かわいいお菓子もお庭で穫ってきてくれたサクランボも、ぜーんぶ美味しくって、ありがたかったです。ご馳走さま。 (わたくしめが作ったのは、わっぱに入ったおかず達。第一回目ということで、ザンギや煮物など定番品を) |
5月5日 Mon 「今日は雨模様。」 ベランダの苔玉が青々と、芽吹いたり、花を咲かせたり、地味ながら息づいております。 奥の背が高いのは、去年のアンヨークさんでの個展で作ったコバノズイナの苔玉。 楚々とした姿がカッコいいです。 体重に大きな変化はないものの、行動をみていると確実に日々成長している。 昨日ははじめて自力でカゴの蓋をあけ飛び出し、 今日はカーテンレールの上まで飛ぶという成長を見せる。 ミルワームも口の奥まで入れてあげなくても、口の近くまで持っていくと自分でついばむようになる。 お腹が空くとチュンチュン鳴き続け、まだ2時間も経ってないのにねーと言いながら割り箸でエサをあげると 身体をブルブル振るわせながら喜ぶ。ブルブルが次第に小さくなり、満腹になるとピタッと鳴き止む。 満腹後、手の中にちょこんと置き、たっぷり撫でてあげると、身体を平べったくし気持ち良さそうに目をつむったり、 時々口をパクパクさせている。撫でられるのが好きみたい。 おそらく、きっと今は、恋愛期における初期の段階。 相手のやることなすことが、いちいち可愛い。欠点なんか見えない。 はじめての○○に、感動しまくり、その都度心に刻む。 これはきっと、世に言う、「メロメロ期」というやつだ。 |
5月3日 Sat 「名前はフグ。」 くちばしを開けてあげなくちゃ食べてくれなかったのが、 昨日の午後くらいから餌を差し出すと口をパクパク開けるようになる。 急激な成長に驚く。食欲旺盛。 首の付け根右側にある袋(ソノウと呼ぶらしい。餌は一端ここに溜められる。頬袋みたいでかわいい) が膨らむまで与える。 うっすらご飯粒が透けて見えて楽しい。そっと感触も楽しむ。 糞をする時は“伸び”みたいな素振りをして、お尻をちょっとあげてからピーっと。 人の手の上でしても、澄まし顔だ。 やはり動物性タンパク質は不可欠なので、ペットショップに行ってミルワームを購入。 ミルワームとはゴミムシダマシ科の幼虫。 ミミズみたいな大きさを想像していたけれど、わりと細めで短めで少し安心。 透明パックに入れられたおがくずの中でミルワームがピチピチ動いている。 「与える前に頭をピチッとつまんでからあげてください」 ちとコワイけど、心を鬼にしてやるしかない。 帰宅後、割り箸を使って、汗しながら初ミルワーム。 ピーピー喜んで次々に飲み込む。 ソノウ、どんどん膨らむ。 何匹あげていいのかわかならないけど、取りあえず欲しがるのを止めるまで与え続ける。 食後にウトウト。世は満足じゃ、の図。 そうそう。 拾ってきた時にちょこんと手におさまった時の姿がハコフグ(さかなクンがかぶってる帽子の)っぽかったので 名前は「フグ」になりました。 |
5月2日 Fri 「森と海と欠片展、終了しました。」 2週間、あっという間に過ぎてしまいました。 お越しいただいたみなさま、ありがとうございました。 京都は大好きな街なので、またいつかできたらいいなあと思ってます。 今後ですが、しばらくは、フィールドワークと遊びにいそしむつもりです。 やりたい事、気になってる事、行ってみたいところ、いろいろあります。 お問い合わせいただいていた、月夜での販売は今回はありません。申し訳ないです。 展示後のお渡しの標本箱、灯りは、お手元に届くまでしばらくお待ちくださいませ。 8年近くやってきたHPも、すっきりシンプル化したい。 ストイックに、貪欲に。ムツカシイものです。 昨日、家族がひろってきた雀。 両手ですっぽり隠して「はい、お土産だよ」って。 なに、なに、なに。まさか、カエルとかじゃないだろうねえとビクビク、ワクワク。(前はタマムシでした) びっくり箱をあける心境だ。 掌から現れたのは、毛がやっと生えそろったような雀のヒナ。 なんとまあ可愛いことよ。 階段のはしっこに落ちていたんだそう。 巣は近くには見当たらないし、まだ飛ぶのもままならないので、取りあえず一時保護することにした。 くちばしの両サイドの黄色。こーんなふうになってたんだ。 餌をあげる時はこんなふうに持って、木のナイフで口を開けて(自分で食べることができない)あげています。 水でうるかしたお米やゆで卵を。本当はミルワームっていう虫もあげるといいらしい。 一晩あけて、今は随分活発になってきました。 お腹がすくと、よく鳴きます。 You Tubeでスズメの鳴き声を聞かせても、よく鳴きます。 手の中に入れて撫でていると、ちょっと情が移りそうです。 巣立ち間近のヒナらしいので、様子を見て自然に帰さなくては。 親元に無事戻れるのでしょうか。 |
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