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3月28日 Fri 「球根もの」







球根ものの苔盆(苔盆と呼ぶのはいかがなものという感じですが)を納品しました。

花弁に青の線が入ったちょっと珍しいプシキニア(プスキニア)という花と、スノーフレークの2種です。
とくに、花弁の先ひとつひとつに緑の点がはいったスノーフレークは球根の中で一番のお気に入り、なのですが
緑の点のアップ写真を撮るのをすっかり忘れてしまいました。
開花前の苗がまだあるので、まだ次の機会にでも。

本来はどちらも植えっぱなしで大丈夫な植物ですが、花器が小さめなので、
心配なら夏前に掘り上げて、風通しのいい所に保管し、秋に再び植え付けるのがオススメです。






こちらは、先日、月兎社さんで購入したフランスの古ラベルです。むー素敵。
何に使おうか、考えている時がたのしい。





標本ラベル、新しいデザインのもの考えてみようかな。
今までは、こんな感じのを使っていました。
純和風?ものすごーく簡素。


標本つながり、ということでひとつ。


ニコラ・フィリベールの『動物、動物たち』、とても気になります。
(名古屋のロードショウ、うーん時期が微妙。DVD化熱望!)

このドキュメンタリーは、1991〜1994年のフランス国立自然史博物館の改修工事の期間に撮影された
幻の作品とのこと。
剥製師、博物学者、建築家、運搬業者、数万点の標本たちがひしめく博物館の裏側ワンダーランド。
手元のチラシを眺めているだけで、血が騒ぎます。



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3月26日 Wed 「violet、sepia」







これは4年前に碧南の町歩きで見つけたスミレ。
歩道の脇、コンクリートの隙間から、ってのがよい。






これは近所のスミレ地帯(やはり歩道脇、コンクリート)から採取したスミレ。
まだ同定できてません。







1年前に同じ場所から採取した標本は、すっかりセピア色です。


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3月21日 Fri 「放射がいっぱい。」








ユーフォルビアという名前で最近よく見かけるようになった花です。
この姿が好きで、つい見かけると手が伸びてしまいます。
おそらく、マツバトウダイという名前のものと思われます。

トウダイグサ科の植物は、茎を傷つけると乳液が出るのが特徴で、肌がかぶれる事があるので注意が必要です。

もう4〜5年くらい前になるでしょうか、そんな「かぶれる植物」というものをあまり意識していなかった頃、
わたしは野に咲くトウダイグサを素手で摘み、それはそれは苦い‥というかカユイ経験をしたことがあります。

鉢植えで鑑賞するぶんには心配不要ですが、植え替え時など素手で触る時は
念のため、手袋をしたほうがいいかもしれません。

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3月20日 Thu 「いよいよ、あせる。」








個展まで1ヶ月をきってしまった。
こんなことならもっと早くから動き出せば‥といつも思うのですが、
進歩のない人間なのでしょうか、いつも繰り返してしまいます。

DMが出来上がってきました。(色調が思ったより暗め‥かな?)
前回と前々回の個展に来ていただいた方、そして月夜でお買い物していただいた方にはDMを発送させていただきます。
到着は、初日の一週間前くらいになると思います。(やることいっぱい。計画表作らなくては!)

その他の方で(個展に行ける行けないにかかわらず)DMを希望される方がいましたら、お気軽にご連絡ください。



写真は、散歩で見つけた、ヒゲモス。

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3月15日 Sat 「クラシックホテル」








前から気になっていた、蒲郡(がまごおり)プリンスホテルに行ってきた。
宿泊ではなく、お茶をしに、春の陽気に誘われ?ぷらりと。


蒲プリが、趣きのある老舗ホテルだということは知っていたが、
行ってみたいなあと思い立ったのは、ここ最近のこと。

京都へたびたび旅行するようになってから、クラシックな匂いのする建物に興味を持つようになったのだけれど
灯台下暗し!近場にもこんなに素晴らしいものがあることに恥ずかしながら最近気がついたのだ。


1934年(昭和9年)に蒲郡ホテルとして建てられた由緒あるホテルであり、城郭風の建築、内装のアールデコ様式が素晴らしい。
クラシックホテルとは日本において主として明治時代〜第二次世界大戦前に創業し、戦前の建物を使用して営業しているホテルのことだそう。(wikiより)






竹島と三河湾が一望できる2階のティーラウンジにて。
写真、あんまり撮れませんでしたが、レースのカーテン、天井、欄間の意匠、時代を感じる家具等、レトロなインテリアがどれも素敵だった。

そして、なんといっても感動なのが、半円形、階数表示が針式のエレベーター。
むかーし、ベネツィアで映画に出てくるような檻っぽいエレベーターに乗った時もたいそう感動したけど、
針式のエレベーターは今日がはじめてだと思う。たぶん。
もちろん、現役で針は動いておりました。

(このホテルを紹介していたある本で、クジラの骨から作った雪の結晶の彫刻が欄間?に見られるとあったので、従業員さんに訊いてみたんだけれど、そのようなものを知っている人は誰ひとりおらず‥2人がかりで階段だの廊下だの、あちこちで雪の結晶を探してくれた従業員さん、申し訳ないです!しかし‥別のホテルと勘違いしてしまったのだろうか。もう一度、その本を確認してみなければ)






ケーキのお皿、2段式!
コーヒーサーバーもなんだか素敵です。
格調高い雰囲気は、立体感がひとつのポイントなのかもしれません。
月並みな言い方ですが、目にも楽しく、そしてほんとうに美味しかった。






こんないい日和だと、橋を渡って竹島散歩も気持ちいい。
竹島海岸は潮干狩りスポット、アサリがごろごろころがっています。
(わたしが好きそうな漂着物はあまり見つからないけれど)
潮干狩りできるのは4月に入ってからだそうです。
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3月11日 Tue 「モロモロ」








週末は友達がお手伝いしているライヴに、友達と友達の友達といっしょに。
なんだか、ややこしい言い方ですが、友達の友達も、もうその日からお友達です。
気がついたら自分が一番年上だったりするのですが、
まあ、30越えれば、細かい数字はあんまり関係なくなります。

まつりのあと、それぞれの余韻を胸に、それぞれの日常にもどってゆく感じがいい。
春の夜はまだちと寒いが。

喜びも悲しみもトキメキも不安も野望も淋しさも、モロモロを抱えながら生きてゆくんだなー。
みんな、それぞれに。

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3月5日 Wed 「野点にゆくのだ」







最近また自分の中で薄茶ブームが起きている。
薄茶とは、一人一椀ずつ、抹茶を薄めに点てたもののこと。

朝、起き抜けにゴクゴク飲む薄茶は格別だ。
冬眠から目覚めた身体にじんわり染み入る、滋味あふれる苦味!! おとなの味!!


わたしの場合、流派など関係あるはずもなく、茶筅での泡立て?方も、自己流。
(茶筅通し“穂先を柔らかくするため湯につけておく”と、
ダマになるので抹茶を茶こしに通すことだけはしますが)

一緒にいただくお菓子も干菓子(も可愛いけど)とか上品なものではなく
苺大福とか、チーズケーキとか、なんならポッキーなんかでもよい。
ようは好きなものと一緒に、がいいのである。
(でもやっぱり和菓子が一番よく合いますねー)


そして今は花粉+黄砂が降り注ぐ季節、分かれと出逢いの季節、少々胸きゅんの春である。

風もない(ここ重要)うららかな春の午後、木陰の草むらで小粋に野点といきたいなあ。

先日名古屋で、野点用のひとまわり小さい茶筅、と折れ曲がる茶杓(抹茶をすくうさじ)と竹製の茶筅入れを購入した。
抹茶をいれる棗(なつめ)と呼ばれる容器、
そして、これら一式の道具をいれる野点籠は、自分の家にあるものでたぶん代用。
あれこれカスタマイズするのが、やはり楽しいのである。

しかし、そう。肝心の抹茶茶碗。野点に良さそうな軽めのいい感じのものがない。
(カフェオレボウルもない!)
なんで今まで作らなかったのだろう。
制作が一段落したら、抹茶茶碗つくらねば。







茶筅の穂先も見事な“くるりん”でしたが、こちらは春の山菜コゴミの“くるりん”。
王道ですが、天婦羅、塩でいただきます!

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